Verona(ヴェローナ) 3 ~アペリティーヴォと屋外オペラ鑑賞~

Lo scorso weekend, ho incontrato una amica ucraina a Verona. Abbiamo fatto un aperitivo davanti all'Arena.
Poi io e mio marito, abbiamo visto una opera famosa "Madama Butterfly". Per la prima vorta, sono stata all'opera, mi sono emozionata.


万雷拍手

先週末、ヴェローナのArena(アレーナ)前で、久々に、ウクライナ出身の友達と会いました
ご近所さんだったのに、約1年前、ヴェローナにお引越ししたので、なかなか会えなかったのです。彼女とは、イタリア語教室からの、もう4,5年のお付き合いで、頭もスタイルも良い、そして、人の悪口とか絶対に言わない美しい性格が表情に出ている、そんなエレガントな彼女は、変わらず、仕事も頑張っていて、元気で何よりでした…ホント、言うことナシのイリーナちゃんです。
アペリティーヴォと、お互いの近況を話しながら、盛り上がっているところを惜しんで中断し、彼女とお別れした後、Maxとアレーナへ向かいました。
192808-2017Opera①

そう、この日、公演が始まったMadama Butterfly(マダマ・バタフライ)のオペラ作品を、鑑賞するためです。
開演する40分前に入ったのですが、自由席で、舞台が少しでも見やすい所は、もういっぱいの観客でした。この日、一番安い24ユーロの席をオンラインで購入したのですが、舞台真ん中に設置してあった屋敷内の様子は見れずでも、想像していたよりも、ずっと舞台が近かったので嬉しかったです。
開演が近くなると、真ん中の一番値段が高い席(土曜日だと、204ユーロ)も、ドレスアップした人々で埋まっていきました。
事前に配られたキャンドルに灯を点し、、、21時頃でも、こんなに明るいです、今、、、
CIMG0372-2017Opera②
マダマ・バタフライ~蝶々夫人~は、ジャコモ・プッチーニ作曲、2幕もののオペラで、長崎を舞台に、没落藩士令嬢の蝶々さんと、アメリカ海軍士官ピンカートンとの恋愛の悲劇を描いた作品です。
ピンカートンは、長崎で、元士族の娘、15歳の少女・蝶々さんと結婚します、、、蝶々さんが貫禄あり過ぎて、♪15歳なの~♪と歌う姿は、その風貌からちょっと無理があるなぁと思いましたが、まぁ、細かったりしたら、声が出ませんもんね、と。。。
212042-2017Opera③
ピンカートンが戯れにした結婚とは知らず、蝶々夫人は、ピンカートンがアメリカに戻ってからも、ただひたすら信じて帰りを待ち続け、3年後に裏切られたことを知ります。クライマックスは、自分とピンカートンとの間に生まれた息子の未来を、夫ピンカートンとアメリカ人の本妻に託し、自殺するのです。
なぜ自殺を選んだのか、、、
赤いヒナゲシを髪の毛にさして、待ちわびて待ちわびて、そして夫に裏切られたと判った時に、一度は、日本を捨ててまでアメリカ人の妻となった身、元の芸者稼業に戻るのは、死よりも辛いことと。大切な息子を夫と真の妻に託し、自らは誇りを守るために父の形見の短刀で自刃したのでした、、、
そんな蝶々夫人の姿は、当時の日本人のイメージそのもの、“世界中で稀に見る誇り高き民族”だったようです。

日本が舞台ということもあり、プッチーニの作品の中では、特に日本人になじみ易い作品で、第2幕の、有名なアリア“ある晴れた日に”では、蝶々夫人の切ない思いが強く感じられ、聴き入ってしまう場面です。
※アリアとは、器楽伴奏 つきの旋律的な独唱歌のこと
“Un bel dì vedremo~ある晴れた日に~”

日本人からしたら、とても懐かしい雰囲気を感じられるのは、話の舞台が日本と言うことでなく、プッチーニが、オペラの中に、日本の旋律を随所に取り込んでいるからでもあります。

熱波が再びきて、気温が37,38度だったヴェローナのこの日、、、終了30分前の23時半頃、ようやく涼しい風が吹き出しましたが、日中からの、熱のこもった石の席は、なかなか冷めずで、お尻がずっと温かかったです。ちなみに、凸凹になっている箇所があり、これまたお尻が痛くなるので、クッション持参です。忘れた場合も、アレーナ前、またアレーナ内でも、1~3ユーロで売っています。
例えば、アレーナ内をさらっと見学したい、ものすごく興味がある訳ではないけれど、オペラも少し味わってみたい、そんな方は、一番安い席で、アレーナ見学ともにするのがおすすめです。またチケットを提示すれば、オペラ公演中でも、出入り自由です。
それから、イタリア語と英語で、歌詞が字幕で出るのですが、アレーナの一番上にスクリーンが、2箇所、設置されているので、字幕見て、そして下にある舞台観てと、目を上下にしないといけなくなるので、やはりちゃんと内容を理解していないと楽しめませんね…ブログ内、上から2枚目の画像に、細長いスクリーンが設置されているのが、確認できます。

演技が終わったら、スタンディングオベーションで、拍手がなかなか鳴り止まらなかったです。
特に、蝶々夫人の息子役の子がとても愛らしく、台詞はないものの、十分な存在でした。蝶々夫人にほっぺに熱~いチューされた後、すぐさま腕でふき取った姿には、分かった観客には笑いが起きました…ちょうど、座っていた私の角度を向いてしたので、私も見逃さずでした。
CIMG0384-2017Opera④
アレーナを出ると、前には、舞台道具がゴロゴロ無造作に置いてありました。
そして、初オペラ鑑賞だったこともあり、余韻に浸りながら、ジェラートを食べ帰りました。

蝶々夫人の曲は、フィギアスケートでもおなじみで、2012年、ヴェローナのこのアレーナで、オペラ・オン・アイスが開催された時、荒川静香選手が、“ある晴れた日に”を披露されたようです、、、2012年はもう、私はイタリアに住んでいたので、氷を張ったアレーナを、そして荒川選手の演技を生で観たかったなと、心から思いました。
家に着いたのは、夜中2時で遅くなったけれど、お尻だけでなく、感動で胸も熱くなり、素敵な夜を過ごせました
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コメント

まきさん、こんにちは。

ヴェローナのアレーナ、たそがれの中明かりが灯る様子には独特の風情があって、きれいですね。蝶々夫人をご覧になったんですね! 皆が思わず立ち上がって拍手を惜しまぬほどのすばらしい名演、見られて本当によかったですね。小さい子供って役者さんでもやっぱり子供なんですね。かわいらしい。

ペルージャ外国人大学のイタリア音楽の授業で、いろいろなオペラを習った中に蝶々夫人もありました。当時のイタリアで想像されていた日本や日本人、そして悲劇…… ピンカートン、本当に過酷な人なのですが、ちょうど同じ頃の作品である鴎外の『舞姫』の主人公のエリスに対する仕打ちも、本人は最初は本気だったとは言え、ひどいですよね。いろいろな理由で心や命が踏みにじられる、そういうことがないように願うばかりです。

なおこさん へ

コメントありがとうございます(^_^)
初めてのオペラ鑑賞で、また日本が舞台ということもあり、飽きることなく、3時間しっかり楽しめました。
次行くことがあれば、中国が舞台と、つい最近まで知らなかった“トゥーランドット”を観たいと思ってます♪
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プロフィール

Makitalia

Author:Makitalia
真紀(Maki)
イタリア人Maxと、2011年4月日本にて神前式、2012年4月イタリアにて民事婚をしました。2011年12月中頃から、一緒にイタリア生活を始め、現在は、2つのフェンシング教室のコーチとして、週3回指導してます。
日々、想った感じたことをつらつら記していきます。暇つぶしにどうぞお越しくださいませ!
“Papavero と 雛罌粟”から、ブログ名変更しました。

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