2023/03/22
Una piccola atleta mancina(小さなサウスポー)♪
Due settimana fa ho accompagnato una piccola atleta mancina a Firenze per partecipare alla sua prima gara.Mi ha detto che si è divertita e che le è piaciuto garreggiare; sono contenta !
Anch'io sono mancina (solo per la scherma), mi piacerebbe insegnare tanto agli atleti mancini !
将来が楽しみ

2週間前の日曜日、2014年生まれのアリエールの初試合のため、フィレンツェ県に行きました。
とっても暖かい日で、春の花が咲いているのがあちこち車窓から見えました


来年10月から始まる協会主催の公式試合に備えて経験のためにも、またトスカーナ州のフェンシングのレベルが高いのでとても良い機会でした

前日にあった別のカテゴリアにも、クラブから4名が参加し、コーチ無しではありましたが、それぞれ自分で考えて試合をこなしたそう。
アリエールの姉もフェンシングをしていて、一緒に来てくれたので、同じ年のクラブの仲間が居なくても心強かった様子でした。

アリエールは、左利き、、、私も左利き(フェンシングだけ)なので、数少ない左利き選手がクラブに来ると嬉しくなります

彼女のカテゴリアは男女34名の参加数、混合7名総当たり4本勝負で、一回り目は3勝3敗、一本勝負を2つ勝つなど良い内容でしたが、2回り目の7名総当たりは、一試合目の一本勝負を落とすと、すっかり集中力が切れたのか、負け続け、何と全敗

姉が指示することはムスッとして聞かず、私が言うことはどこか上の空(苦笑)
私もあまりこの年齢からうるさく押したくないので、彼女が一息ついた時に、「初試合は楽しかった?」「また出てみたい?」って訊くと「うん!」とにっこり!

参加者全員にメダルが配られ、授与式の時には審判と参加した子ども達が手を繋いで行進するなど微笑ましく、メダルを受け取った子ども達は皆嬉しそうでした。
余談、、、アリエールの隣り、赤いジャージ上着の女の子とは、朝、更衣室で初めて会い、ずっと泣いていてマンマに何か訴えていたので、どうしたのか、アリエールがこの授与式の時に訊いてみたそう。彼女の両親はロシア出身で(彼女はイタリア生まれ)、今朝、ノンノ(おじいさん)が亡くなったので、悲しくて泣いていたのだそう。。。
アリエールに感心したのは、3,4年前、姉に付いて試合を観に来ていた時は、ホント人見知りで、話しかけても首をコクコクする返事のみで、初めてフェンシング体験に来た時も、すぐに私の後ろに隠れて嫌がったりして(特に男の人に対して)、コミュニケーション力が乏しかったのに、そうやって自分から誰かに話しかけるようになっていて、成長中なんだなぁと、親戚のおばちゃんみたいにちょっと感慨。
自分のペースで、フェンシングを通して、どんどん大きくなぁ~れ!!
行きのボローニャからフィレンツェは高速で一時間ほどだったのに、帰りは事故のため高速の一部が通れず、下道で渋滞に入る前に皆でジェラテリアへ行き、私は、今年初のジェラート、苺味とチーズケーキ味を、、、20度超えの日だったので、とても美味しかったです

結局、ボローニャ到着には倍の時間がかかりました


冒頭の一枚もこの後の写真も、先週にやっと久々に行けた近所の無料植物園でです


先に書いたように、私も左利き選手で、自分で決めた現役期間の終わりが少しずつ近づいてきていますが、アリエールのようにフレッシュなピュアな子ども達を見ると、力が湧いてきます


2月最後の日曜に出場した試合で、また左の膝(半月板)と股関節(変形症)を悪化させてしまい、4月5日にMRI検査が入っています。
試合からもう3週間以上もファイティングをしておらず、長時間立っていると辛く、子ども達のレッスンは座ってする時もありました。
日常に支障がないくらい痛みが治まってきた先週、水中トレーニングを再開しましたが、ついやり過ぎてしまい、プールから上がってしばらくすると痛みが出てきてしまったり、お腹がすぐ空いて大変です(笑)

なるべく長いフェンシング競技人生を楽しめるよう、アリエールの年齢からフォーム訂正やトレーニング方法を指導する必要があります。
今も口数少ない、小花のようなアリエールですが、でも頭の中はいつも何かアイデアがありそう(右脳をメインで使う左利きの特権)、どんな選手になるかとても楽しみです



